バレイヤージュとは、ヘアカラーリング技法の1つです。
語源はフランス語で「ホウキで履く」と言う意味です。
ヘアカラーのやり方は本来薬剤を根元から毛先にかけて均一に塗布していきますが、バレイヤージュのやり方は根元の薬の量は少なく毛先に向かって多く塗布していきます。
きっちり染めるやり方ではなく、 毛先に向かって徐々に薬の量を増やしていくことで自然な陰影を作り、薬剤を塗布しない所をあえて作ることで、立体的でデザイン性のあるカラーリングを表現します。
あえて塗れていないムラの部分を作ることで根元が伸びてきたときに境目を目立たなくする効果もあります。
《グラデーション》は「上が暗くて下が明るい」グラデーションになっているカラー、
《ハイライト》は縦に明るい色を入れることで髪に立体感の出るカラーリングのことで、
《バレイヤージュ》はグラデーションカラーと、ハイライトの良いとこどりをしたような物で両方のデザインを表現することができます。
ハイライト+グラデーション=バレイヤージュ
バレイヤージュは普通のヘアカラーのように全体に塗るわけではないので、
全体にブリーチするよりも髪の毛へのダメージが少なく済むのもメリットです。
最近はカラー剤が進化して、
個人差はありますが、ブリーチなしでも透明感は出せますし、Wカラーでしか出せない色味もあります。
ブリーチとダブルカラーの違い
ブリーチ=ひたすら明るくする行為。 ダブルカラー=ブリーチで明るくしたベースに色味を入れる。2回カラーすることです。
バレイヤージュも、ブリーチを伴うカラーリングです。
高性能のブリーチ処理剤が登場したおかげで、ダメージはかなり軽減できますが、
ベースを明るくすればするだけ多少のダメージはありますので
しっかりケアをしていきましょう。
バレイヤージュとシャドールーツとの違い
シャドールーツは、元々明るい部分に影(暗色)を入れていって立体感を出す方法で、
ハイトーンベースのヘアカラーの根元部分にあえて影をつくり髪の毛が伸びてきた時も地毛と馴染みやすくするヘアカラーデザインです。
語源は影+根元(shadow+roots)になります。
髪の毛の根元部分にあえて影をつくるようなヘアカラーのことです。
1度フルブリーチして全体のトーンを明るくしてから、根元を中心に暗くカラーリングし
自然な陰影を作るカラーデザインのこと。
フルブリーチしているので、全体的に透明感を出しやすいのがメリットです。
インスタ映えするカラーリング 毎年トレンドカラーやヘアスタイルは注目されますが、バレイヤージュのようなカラーリング技法によってトレンドを取り入れるというのも新しく面白いのではないでしょうか。
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